暗号資産取引所Bullish、上場──初値はIPO価格の2倍を超える102ドル | CoinDesk JAPAN(コインデスク・ジャパン)

暗号資産取引所Bullish、上場──初値はIPO価格の2倍を超える102ドル

  • 8月13日にニューヨーク証券取引所に上場されたブリッシュ(Bullish)は、IPO価格37ドルに対し、1株あたり102ドルの初値をつけた。
  • ブラックロック(BlackRock)とアーク・インベストメント・マネジメント(Ark Investment Management)が、最大2億ドル相当の株式を購入する意向を示すなど、需要の高さから、今週初めにIPO(新規株式公開)の株式数が2030万株に拡大された。
  • ブリッシュは2021年のローンチ以来、1兆2500億ドルを超える取引高を処理しており、規制された暗号資産(仮想通貨)プラットフォームへのウォール街の関心が高まる中、株式市場に上場した。

暗号資産取引所ブリッシュの株価は、8月13日のニューヨーク証券取引所での初取引で、102ドルにまで急騰した。

同社は、1株あたり37ドルでIPOを行った。これは、予想されていた32ドル~33ドルのレンジを上回る価格であった。この価格により、ケイマン諸島を拠点とする同取引所の時価総額は、54億ドル(約7900億円、1ドル=147円換算)と評価された。

ブリッシュは今週、投資家の需要が予想を上回ったため、IPOで売却する株式数を2030万株に拡大した。ブラックロックとアーク・インベストメント・マネジメントの両社は、最大2億ドル相当の株式を購入する意向を表明していた。

ブリッシュのCEOであるトム・ファーリー(Tom Farley)氏は米CNBCとのインタビューで、「過去10年間の暗号資産の成長の最後の部分は、基本的にすべて個人投資家によるものであった。現在、機関投資家の波が始まっており、その規模がどれほどになるかが問題である」と述べた。

コインベース(Coinbase)やクラーケン(Kraken)のような個人投資家中心の取引所とは異なり、ブリッシュは中央集権型プラットフォームの監督と保護に依拠しつつ、デジタル資産へのエクスポージャーを求める機関投資家をターゲットとしている。

提出書類によると、ブリッシュは2021年のローンチ以来、3月31日時点で1兆2500億ドルを超える取引高を記録した。

ビットゲット・リサーチ(Bitget Research)の主席アナリストであるライアン・リー(Ryan Lee)氏は、「ブリッシュのIPOによる11億ドルの資金調達は、トランプ政権下での好ましい規制環境と、ビットコイン(BTC)価格が10万ドルを突破したことに牽引され、暗号資産取引所セクターに対する機関投資家の信頼が高まっていることを反映している」と述べ、次のように続けた。

「この成功は、サークル(Circle)社の好調なIPOパフォーマンスとともに、機関投資家にとって中央集権型取引所が長期的な投資先としてますます現実的なものになっていることを示している。しかし、持続的な信頼は、規制の明確化と市場の安定にかかっている」。

ブリッシュの上場は、米国の規制当局がこの分野の規制枠組みの策定に近づいており、参加者が安全な方法で関与できるようになる中、特にウォール街からの暗号資産関連プロジェクトへの関心が急速に高まっている時期に行われた。

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